ビニールの包装紙やレトルト袋、アイスクリームの蓋やシャンプーのボトルなどには、グラビアロールによるグラビア印刷がされている。グラビアロールは専用のバーチカル研磨機を使用して研磨され、使用される砥石には高度な切れ味と、レベルの高い面粗度が要求される。これらの精密かつ困難な研磨作業に最適なのがNKS砥石であり、幅広い分野で使用されている。

砥石	1A　GC6000　40°　NKS　200mm×75mm×100.0mm
ワーク	銅メッキグラビアシリンダーロール
研磨機	シリンダーロール専用バーチカル研磨機
作業工程	グラビアロール鏡面研磨

用途

• グラビアロールの研磨（粗研磨、中仕上げ、最終仕上げ）
• シリンダー・圧延ロールの仕上げ研磨
• アルミニウム、ステンレスなどの非鉄金属向け精密仕上げ

特徴

グラビアロール研磨用砥石が使われるのは、銅メッキが施されたグラビアロールの表面の粗さを整える工程からであり、数種類の砥石を用いて段階的に研磨を行い、最後には鏡面になるまで研磨します。グラビア印刷における版のベースとなる工程のため、砥石研磨工程は非常に重要な位置づけにあたります。
シリンダーは仕上がり直径精度、表面粗さを管理し仕上げ研磨されます。

適合鋼材

銅・アルミ二ウム・クロムメッキ・ステンレスなど